MacPortのBuildbotでContinuous Integration

Continuous Integration (CI; 継続的インテグレーション)は、開発しているソフトウェアのテストやビルドなどの作業を自動化するプロセスで、コードの品質を高める上で非常に効果的です。Buildbotはチェックアウト、ビルド、テストというサイクルの自動化を支援するCIシステムです。
Buildbot による継続的インテグレーション

公式には特にアナウンスされていないようですが、MacPortsプロジェクトでこのbuildbotが動いています。
Buildbot for the MacPorts project

SVNリポジトリに変更点をコミットすると対象のportが自動的にビルドされてパッケージが保存されています。ビルドに失敗すると、メンテナ宛にメールが飛んでくるので、初めてもらったときはビックリしました…。今のところ、Snow Leopard環境で動いていて、同じOSを使っているとportのインストールがソースからではなくバイナリをダウンロードして完了します。しばらくLionでばかり作業していたので気づきませんでしたが、パッケージの日付を見ると今年の8月頃から運用が始まっているようです。重いといわれているインストールがさくさく進んで、LinuxRPMのようです。