フリーのプログラミング用テキストエディタTextMate2
Ruby on Railsが世に出た頃、紹介ビデオで使われていたテキストエディタのTextMateですが、GNUライセンスのフリーソフトとして公開されていました。Railsのscaffoldやconvention over configurationの設計思想と、TextMateの優れた入力補完機能、Mac OS Xの先進性と視覚的センスの良さが合わさって、MacでTextMateを使ってRailsを組むのがとても格好がよく、Mac OS XでWebプログラミングすることを一般に広めるきっかけになったのではないかと思います。
さっそくtextmate2のportがMacPortsにも登録されていました。あいにく32ビットのアプリケーションであるため、依存ライブラリもuniversalビルドする必要があって、コンパイルに時間がかかります。githubにビルドされたバイナリのアプリケーションが置いてあるので、ここから最新版をダウンロードするのが簡単です。
TextMateは元々日本語の扱いに難があって、githubで公開された直後の状態では日本語が正しく表示されていませんでした。しかしその後、オープンソース化が良い方向に働いたということか、急速に改善されて問題がなくなったようです。今後にさらに期待です。